紫根エキスが体に及ぼす効果!古くから使われていたその効能とは?

コラム

古来より愛されてきた美肌成分「紫根エキス」。近年その優れた効能が再注目されています。敏感肌の方やエイジングケアに関心のある方は、その名を耳にしたことも多いのではないでしょうか。紫根エキスが使われてきた歴史は深く、染料や薬として人々のそばにあり続けました。

そこで今回のコラムでは、紫根エキスの効能や歴史、原料、そして副作用についても網羅して詳しく解説します。肌に優しい天然由来の成分が入ったスキンケアに興味のある方は必見です。

紫根エキスに含まれる「シコニン」。美肌へと導く効能とは?

紫根エキスは、ムラサキ草の根を乾燥させ、煮出して抽出されたもの。その主成分である「シコニン」は、様々な美肌効果をもたらします。

  • 抗菌作用
  • 創傷治癒作用(傷の治りを促進する)
  • 抗炎症作用
  • 皮膚再生作用

あらゆる肌の悩みを改善する効果ゆえ、30年以上に渡り現在にいたるまで多くの化粧品に配合されてきました。ところで紫根エキスの効能は、具体的にどんな肌のお悩みに働きかけるのでしょうか。ここでは、シコニンがもたらす効能について解説します。

肌荒れ・ただれ・傷などの炎症を抑える

シコニンが持つ抗炎症作用は、肌で起きた炎症を抑える効果があります。また、傷の治りを促進させる効果により、肌荒れによる損傷を修復してくれるのも嬉しいところ。負担がかかった肌のバリア機能を高め、正常なターンオーバーのサイクルに戻す手助けをしてくれます。

さらに、抗アレルギー作用も認められており、アトピー性皮膚炎の方が症状の改善のために使うことも。ステロイドなどの医薬品のような副作用が非常に少ないため、肌が弱い方でも安心してお使いいただけます。

ニキビ・吹き出物ができにくい健康的な肌に

シコニンの抗菌作用は、ニキビ・吹き出物の原因であるアクネ菌の増殖を抑制する効果があります。肌を清潔に保つだけでなく、抗炎症作用によってニキビ・吹き出物の炎症を抑える効果も。ニキビ・吹き出物の改善と予防にダブルアプローチしてくれます。

また、ニキビ・吹き出物にお悩みの場合、ニキビ跡が気になる方も多いのではないでしょうか。シコニンは、傷の治りを促進する効果と皮膚再生作用により、ニキビ跡の改善も見込めるのです。二つの作用が肌のターンオーバーを早め、ニキビ・吹き出物ができにくい健康的な肌へと根本から働きかけます。

シミ・くすみを改善し透明感のある肌に

年齢を追うごとに気になるシミやくすみ。シコニンは、肌のターンオーバーを正常に整えることで、シミ・くすみの原因となるメラニンの排出を促します。シコニンの皮膚再生作用は、肌の血行を促進して新しい細胞を増やし、皮膚の新陳代謝を上げるメカニズムによるもの。

年齢肌の原因であるメラニンがしっかりと排出できるサイクルを作り、肌に透明感をもたらします。また、シワやたるみのお悩みも同様に、紫外線ダメージによるメラニンの蓄積が原因なので、早めのエイジングケアで予防が見込めることも。紫根エキスの効能は、年齢肌のお悩みに働きかけ、若々しい印象の肌へと導きます。

紫根エキスが採れる「ムラサキ草」とは?

ムラサキ草は、アジアの高原地帯に分布する多年草。初夏に白い可憐な花を咲かせる美しい植物です。飛鳥時代から日本でも多く自生していたことが分かっていますが、現代では自生するムラサキ草は激減してしまいました。そのため現在では絶滅危惧種に指定されており、「幻の薬草」と呼ばれています。

奈良時代に、遣隋使によって持ち込まれた紫根の染物が広く伝わり、紫根の栽培や染物産業が普及しました。万葉集に記載があるほど歴史が深く、古来からムラサキ草は人々の生活に寄り添ってきましたが、実際にどのように使われてきたのでしょうか。ここでは、その歴史を追っていきましょう。

古くから高貴な紫色を染める染料に

紫色は、天皇や貴族といった高貴な人々だけに許された色でした。特に江戸時代では色で階級が分けられていたため、最も徳のある人を示す紫色は厳重に管理されていました。紫根は、その高貴な人々が身にまとう衣服の染料として使われていたのです。

また、紫根で染めた布を頭に巻くと頭痛が和らぐと信じられていたようです。古来から万能薬としても重宝されていたことが伺えますね。

日本初の外用治療薬「紫雲膏」にも

江戸時代に初めて麻酔薬を用いて手術を行った名医である「華岡青洲」をご存じでしょうか。華岡は、紫根と豚油を配合した外用薬「紫雲膏(しうんこう)」を日本で初めて開発しました。紫雲膏は、切り傷ややけど、湿疹といった皮膚疾患を改善する効果があり、現代でも薬局にて販売されています。

現在ではオーガニックコスメの染料にも

紫根の使い道はスキンケア製品や衣服の染料のみにとどまりません。肌への負担が少ない天然成分であるため、オーガニックコスメの染料としても使用されています。古来から人々を彩ってきた紫根の紫色。現代でもそれは変わることなく、人々を美しく染めているのですね。

紫根エキスは副作用の少ない天然成分

医薬品や化粧品にはどんなものにも副作用があるのが常。しかし紫根エキスは、副作用が非常に少ない成分であると言えます。

ムラサキ根エキスの現時点での安全性は、(中略)30年以上の使用実績において副作用の報告、および刺激性・アレルギーともにほとんどないという結果となっており、化粧品配合量および通常使用下において、一般的に安全性に問題のない成分であると考えられます。

(引用元:化粧品成分オンライン│2021年1月16日「ムラサキ根エキスとは…成分効果と毒性を解説」

つまり、副作用の危険性は非常に低く、長年紫根エキスが配合された化粧品を使って副作用が起こった報告も確認されていないということ。紫根エキスの安全性は、データ根拠に基づいて高く評価されています。

とはいえ、紫根エキスを手作りで抽出する場合は注意が必要。あく抜きされていない紫根エキスには、肝臓への毒性がある成分が含まれています。一般に薬局等で販売されている紫根エキス化粧品はあく抜きされているため、毒性の心配がありません。成分の抽出に関して十分な知識のない方は、既製の紫根エキス化粧品を購入するのが賢明でしょう。

紫根エキスが配合された「紫根クリームアンダーマスク」

光翔株式会社が製作する「紫根クリームアンダーマスク」は、40年に渡って愛され続ける紫根エキス配合のオールインワンクリーム。他にも紅花・レシチン・ヒアルロン酸・甘草が配合されており、うるおいキープ力がプラスされ、紫根エキスの力にさらなる相乗効果をもたらします。

赤ちゃんのお肌にもお使いいただける優しい成分で作られたこのクリームは、無香料・無着色・パラベンフリー。敏感肌から年齢肌の対策まで可能な「紫根クリームアンダーマスク」は、お手頃なお値段で毎日たっぷりと使っていただけます。

まとめ

美しい紫色の彩りだけでなく、その美肌効果や身体への効能により、古来から人々に愛されてきた「紫根エキス」。年齢肌のお悩みだけでなく、敏感肌にも優しくアプローチする天然由来成分の魅力を感じていただけたでしょうか。「紫根クリームアンダーマスク」で、いつまでもすっぴんに自信が持てる肌を創り上げていただければ幸いです

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